ボランボラコの声


★補聴器カバーをありがとう

 

赤ちゃんのための骨伝導補聴器を固定するヘッドバンドが市販されていないと聞き、試行錯誤しながら作っているソーイングのボランティアさん。ある時、モニターのママが「いつも心から感謝している。みなさんのお気持ちが希望をくれた。この大変な子育てを支えてくれている。」とわざわざお礼にいらした。双方のお気持ちが合わさって、大きく実ったエピソードだった。〈ボラコ〉

 

★親の居場所になったフットサル

 

療養中であっても、仲間と一緒に体を動かす楽しさ体験するフットサル活動は、始めは実現するとは思えない企画だった。ケガや感染などの安全面の調整を重ね、2017年から月2回体育館で開催できるようになった。子どもたちはもちろん、プレーを見守るママたちにもつながりや信頼感が生まれ、支えあい応援しあえる仲間になった。「フットサルに参加して元気をもらっています」と喜ぶ声が届く。

医療スタッフからも好評で、事故やケガに十分注意しながら今後も続けていきたい活動の一つになった。〈コーディネーターより〉

 

★付き添いママにお母さん食堂

 

あるとき、お米が60キロも届きました。差出人は「入院中は子どもがお世話になりました」という元患者家族からでした。そこで入院中の付き添いママたちに”お母さん食堂”を始めました。最初は無料でおにぎりを届けていましたが、今はおかずもつけて、250円の安価でお届けしています。特に遠方からみえるママたちに「やさいたっぷり弁当は入院生活の楽しみになっています」と喜ばれています〈NPOボラコ〉

 

★コロナ禍で医療スタッフ応援サラダ

 

コロナ禍でボランティア活動が全面的に停止となり何も出来なくなったとき、コロナ感染症病棟の医療者にレストランがサラダを届ける活動があると知りました。「これなら出来る」と思い、2020年の4月から現在毎週50食を提供しています。市民から食材や寄付がたくさん集まってきています。コロナ禍が終息するまで続けたいと思っています。〈NPOボラコ〉